【５０代の転職・再就職 激増！リストラの影響か!?】
５０代の転職・再就職が増えています。５０代男性で、ここ１０年以内に転職・再就職を経験した人は、４割にも届く数に登ります。最近のリストラも影響して、やむなく５０代でも転職・再就職したのかもしれませんね。転職でより有利な条件・待遇を求めて、５０代で行動に出る事も珍しくなくなりました。
欧米ではキャリアアップする転職の事をヘッドハンティングといい、若い世代だけでなく５０代でも、何度も転職を繰り返して、どんどんキャリアアップしていくことができるようです。
日本でも、年功序列や終身雇用といった制度が徐々になくなってきつつあり、個人の実力を評価する会社が増えてきたり、転職を繰り返す事にもさほど抵抗がなくなってきたようです。そういった風潮は若い世代だけかと思いきや、５０代男性でも、転職・再就職組が約４割という結果になり、少々驚きを感じます。
しかし、５０代での転職・再就職はよほど優秀な技術や技能がなければ、若い人に比べて楽とはいえません。昨今、若者でさえ内定取り消しになり、派遣切りなどを行わなければ企業が立ち行かないご時勢です。企業としては、労働力確保にはできるだけ低くコストを抑えたいはず。５０代と若者では、どっちを雇用したいでしょうか。同じコストなら、５０代よりも若者をと考えるのではないでしょうか。５０代の転職・再就職はかなり厳しいと思って間違いないでしょう。５０代で転職・再就職を希望するなら、ここは頑張って転職・再就職活動しなければなりません。
現状では、３５歳以降の求人は格段に少なくなり、企業が求めるスキルも高くなります。５０代以降の求人は、それよりもっと厳しく、５０代まで勤めていた役職や年収のダウンなど、妥協しなくては転職・再就職は見込めないかもしれません。また、転職・再就職に際して、職種も同じです。なかなか、５０代の貴方が希望する条件や職種では、転職・再就職できないかもしれません。いくら転職・再就職したいからと云って、周到な準備なしで退職するのはやめましょう。
【５０代からの転職・再就職〜転職・再就職専門の人材紹介会社に登録】
では、５０代からの転職・再就職の周到な準備とは、どうすればいいのでしょうか。
５０代での転職・再就職の理由が、リストラでも他の理由での退職でも、次の職を探して働きたいのに転職・再就職できないのは、今までの経験やキャリアを活かせる仕事・職種がない事が一番の理由です。５０代ともなれば、人生経験も豊富にあり、職業人としても相応の経験・キャリアをお持ちのはず。５０代での転職・再就職に当たり、それを活かして仕事をしたいと考えるのは当然です。それなのに、その転職・再就職に関しての思いが実現しないという現実が見えます。５０代での転職・再就職で「経験やキャリアを活かして働く」という思いを実現するには、どうしたらいいのか。
解決策は、転職・再就職専門の人材紹介会社に登録するのも一つの手でしょう。転職・再就職専門の人材紹介会社はそれ専門にしているので、５０代の貴方が自分で転職・再就職口を探すより、効率的に探す事ができるでしょう。現実には、５０代の今迄に比べ、収入のダウンや希望の職種がないなど不満な点もあるでしょうが、個人で転職・再就職口を探すよりもはるかに効率よく条件の良い転職・再就職先を探せるはずです。今では、５０代の転職・再就職を支援する人材紹介会社も多くあり、職種や希望地域などの条件で絞込み、より効率的に探せるようになっています。また、ある特定の業種を得意とする人材紹介会社など、強みを持つ部分も違うので、いろんな人材紹介会社に登録する事をお勧めします。
【５０代からの転職・再就職〜ハローワークの求人情報の活用】
もう一つの、５０代からの転職・再就職の周到な準備とは、ハローワークの求人情報の活用です。インターネットで見られるハローワークの求人情報は、厚生労働省・職業安定局が提供する間違いのない求人情報です。職を求める人が閲覧し、希望者には間を取り持つのを仕事としています。もちろん、５０代からの転職・再就職にも利用できます。慌ててやめないで、ネット検索で、ハローワークの求人情報を見てみましょう。５０代以降の求人には、どんな職種があるのか。給与はどれくらいか。待遇はどうか。自分の希望に合った条件の求人があるのか。いろいろと検討してみてください。ハローワークでは、求人情報以外にも、雇用保険の手続きや、再就職支援の助成金についてなどについても教えてくれます。５０代からの転職・再就職は、相当厳しいという事を頭に置いて、様々な情報を得て、いろんな角度から検討するのが、より良い転職・再就職につながるでしょう。