●家用加湿器購入の比較ポイント、あれこれ
家用加湿器は、暖房などで室内の空気が乾燥することで、のどや眼が乾くという症状を緩和するために役立ちます。
このページでは、空気を加湿して健康に一役買う家用加湿器の購入についての比較ポイントを考えます。比較ポイントは、加湿する方式・メリット・デメリットが大きなものでしょう。他にも、デザイン性の比較ポイント・便利な機能の比較ポイント・付加価値の比較ポイント・動作音の比較ポイント・掃除の手軽さの比較ポイント等あります。どの比較ポイントが重要かは、ご家庭や置く場所で違ってきますので、ニーズに合わせて比較ポイントを選んでください。
家用加湿器が一番活躍するのは、空気が乾燥する冬ですね。風邪やインフルエンザウィルスは、低温の空気・乾燥した空気で繁殖しやすくなります。
今年は、大阪でも乾燥した空気のせいかインフルエンザが大流行で、抵抗力のない子供やお年寄り中心にたくさんの人がインフルエンザウィルスに感染・発病しています。怖いインフルエンザ脳症を引き起こすので、予防接種はもちろん、家用加湿器を使って室内空気を加湿し、インフルエンザウィルスの活動を抑えて、子供やお年寄りを守りましょう。
家用加湿器は、加湿器のタンクに水を入れ、いろんな方式で水分を空気中に放出して室内の空気湿度をコントロールします。昔は、ストーブを使っていたので、やかんを掛けて空気中に蒸気を出し、空気を加湿していましたね。これも立派な家用エコ加湿器です。他に濡れタオルを掛ける、洗濯物を室内で干すというのも、空気の加湿になり家用エコ加湿器になっているんですね。
最近は、そういうエコな家用加湿は、空気の加湿にはいいのですがあまり見た目がよくないので、しないかもしれませんね。もっとオシャレに、空気をきれいにしてくれる観葉植物を置いたり花を活けたり、家用加湿器を購入して空気を加湿する人が多いのではないでしょうか。
この家用加湿器、最近では眼を瞠るばかりに、いろんな種類があり機能も様々で、空気の加湿だけじゃなく、アロマによる癒しを付加した家用加湿器や、インテリアとしてもステキな家用加湿器が増えていますので、購入に当たりどの比較ポイントで選んだらいいのか、決めかねますね。
家用加湿器購入の際の比較ポイントを、あれこれ考えてみました。
★家用加湿器の購入比較:スチーム式加湿器・気化式加湿器・超音波式加湿器・ハイブリッド加湿器
スチーム式加湿器 | 気化式加湿器 | 超音波式加湿器 | ハイブリッド加湿器 | |
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加湿する方式 | 加熱式 | ヒートレス式 | 超音波式 | 加熱気化式 |
メリット | ・高加湿力 ・空気の温度を下げない ・空気中に雑菌やカルキ放出なし | ・適度な空気湿度を保つ ・ヤケドの心配なし ・電気代安く経済的 | ・空気中に出す湿気が多い ・音が静か ・電気代が安く経済的 ・小型のものが多い | ・高性能・多機能 ・ヤケドの心配なく空気を急加湿 ・加湿方式切り替え可 |
デメリット | ・ヤケドの心配あり ・消費電力が若干高め ・熱湯なので転倒注意 | ・室温が少し奪われる ・空気加湿がゆっくり ・ファンの音が大きい ・フィルターにカビが生えやすい | ・こまめな掃除が必要 ・加湿器病の危険高い | ・ファン音が気になる ・フィルター交換が必要 ・室温が奪われる |
【家用加湿器を購入/比較ポイント別考え方】
◆比較ポイント@電気代で購入を考える
電気代をポイントに購入するなら、スチーム式加湿器より、ハイブリッド式加湿器や気化式加湿器のほうが安いのですが、代わりにフィルターの交換が必要なため、電気代は安めでもトータルで考えてどちらが購入するのにいいでしょうか。
フィルターは、2千〜3千円で購入できます。雑菌の繁殖を抑える抗菌フィルターは、少し割高なようです。
◆比較ポイント@加湿器病で購入を考える
加湿器病は、空気中の雑菌を吸い込むことでアレルギー性の肺炎に似た病気です。加湿器を使うことで室内の空気が雑菌で汚染される事のないように、掃除などのメンテナンスは、どのタイプの家用加湿器も必要でしょう。特に、家用超音波式加湿器は、注意が必要です。
家用超音波式加湿器は、作動中にも給水が簡単にできるため、ついつい水を継ぎ足して使い続けてしまいがちです。また、超音波の発生で、水の殺菌成分である塩素=カルキが飛んでしまうため、水だけでなくタンクの内部もカビなどの雑菌が繁殖し、それが空気中に撒き散らされて吸い込み、アレルギー反応が出るようになります。
この加湿器病は、病名:過敏性肺臓炎、外因性アレルギー性肺胞炎といい、風邪のような咳、発熱、全身の倦怠感、息苦しいなどの呼吸困難を起こします。
掃除の手間を考えて、分解できたりタンクが取り外せたりといったポイントも考えて比較し購入を決めましょう。
◆比較ポイント@ヤケドなどの安全性で購入を考える
加熱式の家用加湿器は、どうしても吹き出し口から出る空気が高温になるので、小さい子供にはヤケドの危険が大きいです。また、万一本体が倒れてしまったら、中の高温の水がこぼれて危険です。小さい子供がいる家庭には、スチーム式の家用加湿器は向いていないでしょう。気化式やハイブリッド式加湿器なら、空気が熱くならないので安心です。
◆比較ポイント@作動音で購入を考える
家用加湿器でファンを使うものは、作動するときの音がどうしても大きくなります。特に寝室で使うために家用加湿器を購入するなら、作動音の大きさは大きな比較ポイントでしょう。
気化式加湿器とハイブリッド式加湿器は、他の家用加湿器に比べて、作動音が大きいです。
家用加湿器購入の比較ポイントとしては、それぞれメリット・デメリットがあり、どれを比較ポイントに選べばいいのか、迷ってしまいますね。
選ぶ比較ポイントを挙げると、家用加湿器をおく部屋の大きさに合わせた加湿能力があるかどうか、空気を加湿するスピード、ヤケドなどの安全性、電気代などのランニングコストといった経済性など、比較ポイントにされるといいでしょう。家用加湿器選びではずせない比較ポイントは、それぞれのケースで変わってくると思いますので、いろいろ比較して最適な家用加湿器をお選び下さい。
●いろんなタイプの加湿器をご紹介。可愛い・癒し・スタイリッシュ。どれがお好みですか?
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